糖尿病の原因は過食や偏食のようです

3食の分量は、できれば食事ごとに同量程度が理想的ですが、たいてい夕食を多く摂ってしまいます。どんなに忙しくても、食事は20分かけてゆっくり食べることです。食事に時間をかけることで、血糖値の上昇を抑えたり、満腹感が増し食べ過ぎを防止できるからです。仕事で時間が取れなくても、短時間で食事をと摂るようなことは控えましょう。血糖値を下げるには食物繊維が望ましいので、それらを含んだ海藻類・きのこ類はたくさん摂ってください。ポテトやコーンは糖質に注意しながら摂ってください。腎臓病の一つである糖尿病は、血糖値を正常に保つインスリンとよばれるホルモンの機能が悪化し、慢性的に血糖値が高くなる病気です。人生の多くを費やす糖尿病治療の目標は体重に加え血中の状態(血圧・血糖・血清脂質)のバランスを良好に保つことで、糖尿病の合併症や動脈硬化症から派生するさまざまな病症からの回避につながり、自由にからだを動かし活発な日常生活はもちろんのこと、実り多き時間を過ごすことです。さまざまな治療法のうち、適切な食事療法を介して、その他の発症や進行における糖尿病合併症や動脈硬化症を防ぐことができます。バラエティに富んだ食品から適量な栄養素を摂取することが、糖尿病の方にとっては理想的な食事です。それぞれにふさわしいエネルギー量を超えることなく、調和のとれた食事摂取において「糖尿病食事療法のための食品交換表」を、日常的に取り入れることもできます。普段私たちが食べている食品を食品交換表で照らし合わせてみると、栄養素が多く含まれる種類によって、6つの表をつくり6つの食品グループと調味料に分類し、80kcal(1単位)のエネルギーを含む食品の重量を掲載しています。毎日の食事を食品交換表と照らし合わせることで、料理のメニューの参考にもなります。糖尿病になったら、厳しい食事制限をしなければいけないと大抵の患者さんは捉えます。ですが、糖尿病の患者さんの思いとはうらはらに、決して食べられないという食品はありません。普段の食事とは異なるメニューが「食事療法」というわけではなく、食べ物の栄養バランスと総摂取エネルギーを考えながら実践することが目的になります。もともと食事療法の目的は、糖尿病の患者さんへ向けた絶対条件というものではなく、健康なひとでさえ日常的に意識しないといけないということです。人は歳とともにインスリンによる筋肉への糖の吸収が減少します。その結果、血糖値の上昇へとつながります。食事の後は一段と、ブドウ糖が体内へとすぐに吸収されるため血糖値が上昇します。「ベジタブルファースト」は血糖値上昇の予防につながります。食事の際、野菜から先に食べる食事法です。食物繊維が多量に含まれたゴボウやキャベツなどの野菜は、ほかの食品の消化吸収を緩やかにする効果があります。また、ご飯や麺類といった炭水化物に含まれる糖質の吸収も緩やかにするので、ブドウ糖が体内に吸収されるのを緩和します。糖尿病を大別すると、1型糖尿病・2型糖尿病・その他の糖尿病となります。とりわけ、食事の習慣・生活習慣が大きく影響し発症率の高さで最も多いのが、「2型糖尿病」です。自覚症状が出ないため血糖値の高さにも気づかないことが多いですが、病状の継続・悪化につながりゆくゆくは合併症の要因になってしまいます。適切でない食習慣は2型糖尿病の原因にもなりかねないので、食生活を見直さなければ治療へと進めません。体重や血糖の調整に努め糖尿病性の合併症を防ぐこと、そして悪化を防ぐことも食事療法の目的です。「緩やかな糖質制限食」は、1食あたり糖質40グラムまでが目安です。毎食バランスを考えて摂り、ご飯は少なめにすることが重要です。若年層が好む「ラーメン・ライス」や「チャーハン・ラーメン」は最も避けなければなりません。同じように「カツ丼とざるそばセット」なども避けた方がよいでしょう。すなわち、糖質ばかりの食事はよくないということです。糖質制限の考え方からも栄養素の豊富な幕の内弁当とご飯の量を減らすことを、提案しています。「緩やかな糖質制限食」では、厳密なカロリー制限をせずに、野菜・お魚・お肉といった食品もたくさん摂りましょう。健康診断などで糖尿病予備軍と注意を受けた経験のある方たちのなかで、「まだ予備軍だから、今までどおりの食生活で大丈夫、運動をしたりする必要はない」と思っている人がいるかもしれません。糖尿病予備群の段階ではなんの症状もないので、意識して生活の改善を図ることはめずらしいことです。糖尿病の予備軍から境界型になってくると、病状が顕著になり始めます。体内の重要なホルモンのうち、血糖値を下げるために欠かすことのできないインスリンの数値に変化が及ぶ状態は、糖尿病と診断される前の段階からあります。1日の総摂取エネルギーに関して1600kcalがふさわしいとされているひとについては、1日20単位の食品と交換できますが、栄養素の種類がバランスよく含まれているかを考えて選ぶことが大切です。「食品交換表」には、代表的な外食メニューも載っています。参考にして、ある程度のカロリーや栄養素を覚えておくとよいでしょう。食事療法だけでなく薬物療法も行っている場合、どのタイミングで食事をすればよいのか把握しておかないと、状況次第では低血糖になるおそれがあるので注意が必要です。日々の献立作りに変化を取り入れたり、上手な外食の仕方を覚えて、食事療法を豊かにしてください。2型糖尿病や肥満のリスクを避けるためには体内時計を整えておく必要があります。糖代謝や血圧・脂質代謝・睡眠や体温など、全ての生理機能には日内リズムがあって、「体内時計」と密接に関わっています。「体内時計」は、日々の生活習慣で決まります。「時間栄養学」は「体内時計を考えた栄養学」を表したものです。「どの食品をどれくらいの量摂取するか」といったこれまでの栄養学に、「食べるタイミング」といった体内時計の観点をプラスし、食事のリズムと機能性がもたらす作用について調査する新しい研究分野です。おすすめサイト⇒糖尿病 原因